2016-11-24 第192回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
地球の平均気温が二度上昇した場合は、我々のグループによる試算によりますと、例えば石狩川流域などですと、氾濫域が二倍ぐらいになってしまうんじゃないかというようなことが言われております。 こういう地球規模の気温の上昇、それが北日本の方でも顕著化して、今まで雨が少ないと言われていた北海道、東北地方でも雨の危険がふえているというふうに思われます。
地球の平均気温が二度上昇した場合は、我々のグループによる試算によりますと、例えば石狩川流域などですと、氾濫域が二倍ぐらいになってしまうんじゃないかというようなことが言われております。 こういう地球規模の気温の上昇、それが北日本の方でも顕著化して、今まで雨が少ないと言われていた北海道、東北地方でも雨の危険がふえているというふうに思われます。
そこで、この機会に、有珠山噴火による災害に関して、そして千歳川、石狩川流域の治水の強化について質問をしたい、このように思います。
そして、合流部における背割り堤の建設、石狩川流域における遊水地の設置、これらの非常に建設的でそして合理性のある案について、放水路のみしか考えられる妥当な計画はない、そういう考えから退けられてきている。ここに多くの人々の合意を困難にする最大の原因があります。 この百九十六億円に及ぶ調査費については、最近疑問と批判が高まっています。
それで、基本高水流量、その基本高水につきましては、石狩川流域におきますこれまでのいろんな水理水文資料、それから降雨の形態等いろいろ解析いたしまして、百五十年に一度の割合で発生すると想定される降雨、これは三日雨量、石狩川というのは非常に流域が大きいものですから三日雨量というのが一つの基準になるわけでございますけれども、三日雨量で二百六十ミリというものを計画の基本に据えるということを決めました。
次に、中空知ふるさと市町村圏は、北海道の中央に位置し、古くから道東、道北に至る交通の要衝にあり、石狩川流域の稲作地帯と石炭鉱業地帯を中心とした二大産業が展開され、北海道開発の先駆的役割を果たしてきましたが、相次ぐ炭鉱の閉山、合理化並びに減反政策などにより、最盛時には三十一万人を擁した人口も十五万人台に激減し、地域経済も大きな影響を受けているということであります。
石狩川の本格的な治水事業が始まりましたのは明治四十三年のことでございまして、当時の石狩川流域は河川のはんらんによります低湿地が多くございました。市街地や農地に利用されている土地は流域面積一万四千三百三十平方キロの約五%でございました。また、流域内の人口も約四十万とごくわずかでございました。
施設は六十七ありましたけれども、機場のポンプの運転不能が十四、それから外水の上昇によって避難したものが三、外水等により浸水したものが十一ということになっておりますけれども、こういうことで、石狩川流域の内水対策について抜本的な見直しを行う必要があると思いますが、これに対してどうかということでございます。
石狩川流域における既設内水排除施設につきましては、ただいま御評価いただきましたとおり、今回の大雨でも、その被害を最小限に抑える機能を果たしてきたところでございます。
○北村説明員 石狩川流域の内水対策につきましてお答えをいたします。 石狩川流域における既設の内水排除機場につきましては、今回の豪雨時における稼働状況や被害の実態等を早急に調査いたしますとともに、水田の汎用化に対処するためにも、受益者の意向を聴取いたしまして、施設の増強や改善の方向を早急に検討してまいる所存でございます。
次に、被害の概況について申し上げますと、北海道災害対策本部を八月五日設置、災害救助法適用市町村は十二市町村に及んだのでありますが、特に、石狩川流域及び日高地方の一部の市町村では、甚大な被害をこうむったのであります。
また、私は自衛隊のヘリコプターをお借りして空から見せてもらいまして、ヘリコプターには好意的に現地の水の出ておるところを低空飛行していただいて、石狩川流域をずっと一面に見せていただきました。それで、要所要所において現地の市長等からいろいろ細かい事情もお聞きいたしました。
そこで、とりあえず、この調査を活用しまして石狩川流域全体の排水政策計画を早急に策定するように努めまして、その過程において地元の要望等、必要に応じて逐次事業化についても検討してまいる所存でございます。
そういうことで各地で支川がはんらんしたわけでございまして、現在特に支派川として破堤の多かったところは石狩川、破堤または溢水でございますが、石狩川流域でございまして、その個所につきましては直ちに緊急の復旧を実施してまいっておるところでございます。
○説明員(大西昭一君) 石狩川流域全体の河川コントロールという意味では、計画の調整でありますとか、それから計画の推進という意味では私どもでございますけれども、実際やっていただくのは建設省さんでございます。これにつきましては、やっぱり建設省さんの河川管理者としての立場から、いろいろ発電あるいは農業それから治水のダム等を合わせて、私どもの出先であります石狩川開発建設部がその仕事に当たっております。
昭和三十四年とか五年とか、その当時は本当に足りないときですし、特にあの付近は湿田地帯で泥炭地でございますから、畑にするよりはむしろ水田が一番いいという石狩川流域総合開発計画というものは強力に進められた過去がありますから、四十六年ごろにそういう話があったということはあったであろうと存じます。
特に、北海道における石狩川流域並びに天塩川流域の大洪水の実態にかんがみましても、まず第一に、政府として新治水事業の長期計画を策定して速やかに実行する問題と、もう一つは、激甚災害対策特別整備事業の実施に当たって激甚災害河川の整備促進を計画的に進めるべきであるというふうに考えるわけでありますが、これに対して政府としての計画の策定と、これを実行するための予算上、財政上の措置の概要について説明を求めたいと思
これによりまして、公共下水道につきましては、新たに五都市において着工を図るとともに、石狩川流域下水道事業の大幅促進及び三つの個所における特定環境保全公共下水道事業の着工等をはかることにいたしております。 以上、昭和五十年度北海道開発庁予算のうち建設関係事業の概要を御説明申し上げました。
一昨年、私は、北海道の災害調査に際しまして、石狩川流域で非常に広大な地域にわたって遊水地帯の中に農地が造成されつつあるのを見ました。また最近、利根川の遊水地帯である印旛沼または霞ケ浦を埋め立てまして、ことに国際空港をつくろうという計画が立てられております。
次に、融雪洪水の被害でございますが、四月三日、北海道全域に十ないし十五メートルの暖かい南風と相当量の降雨がございまして、気温が上昇いたしましたために、三日の夕刻から四日夕刻にかけまして石狩川流域を中心といたしまして各地で融雪による出水がございました。資料第一に御説明申し上げておりますように、建物それから土木等の被害が発生いたしておる状況でございます。
しかし、河川の改修は時間的にそう早くいきませんので、来年追っかけてまた来るかもしれぬから、それをどうするかという御質問だと思いますが、先ほども申し上げたように、石狩川流域その他に重点を置きまして、なるべく工事を重点的に促進したい、こういう考えをもってやっておるわけでありまして、時間的に工事が単年度にできないという性質の工事でありまして、私どもも焦慮いたしておるのでありますが、なるべく住民の不安を取り
初めに、北海道の、主として石狩川流域の融雪による出水被害でありますが、四月の三日、四日に発生しております。全道の被害の集計がここに出ておりますが、これを申し上げますと、人的被害としましては、死者、負傷者、行方不明者はございません。罹災世帯数は六百三十八世帯ということになっておりまして、罹災者の概数は二千四百十二名ということになっております。
その後戦時中のいわゆる乱伐その他いろいろ気象状況等々によりまして、一昨年、昨年と二回にわたりダムの放水によりまして、下流の石狩川流域が大洪水を受けておるのでありますが、この点については現地の調査によれば、北電は成規の貯水量、さらに放水の際もダム管理に基く成規の手続によって放水をしているのであって、無謀な放水はしていないとこう言っております。
さらにわれわれは開発局において実施中の石狩川流域総合開発計画のうち、篠津地区における篠津川、知津狩川の改修と排水幹線である篠津運河の改良とにより、排水幹支線を整備して、一万四千町歩の泥炭地改良を行いつある現状を視察いたしました。
○谷口政府委員 ただいま請願されました北海道石狩支庁管内総合開発計画は、北海道の総合開発におきまして政府において最も重点を指向しております石狩川流域の総合開発の一環をなすものでございまして、その請願に列挙されておりまするたくさんの事項中、一、二のものを除きましてはすでに実施中のものであり、またあるいは近く実施のため計画中であります。